2008年05月04日
慢性扁桃炎
扁桃腺が腫れても通常は1週間位で治りますが、扁桃腺の炎症が完全に治らず繰り返し起こる状態を慢性扁桃炎と呼びます。急性扁桃腺炎を繰り返すうちに、扁桃腺の中に常に細菌が存在するようになり、膿が溜まってしまう状態が慢性扁桃腺炎です。慢性扁桃炎には、習慣性扁桃炎や病巣性扁桃炎などの種類があります。習慣性扁桃炎とは、1年のうちに3〜4回以上扁桃腺が腫れて高熱が出たりする状態を言います。病巣性扁桃炎は、扁桃腺の腫れが原因で腎臓や心臓などが悪くなる病気です。急性扁桃腺炎は、薬を飲めば治すことができますが、慢性扁桃炎は薬を飲んでも治すことができません。慢性扁桃炎を治療するには、手術をして扁桃腺をとってしまわなければなりません。慢性扁桃炎の手術は1時間程で終わるもので、その後は1週間位の入院が必要です。ただ、術後に出血が多かったり、回復が遅い場合は入院期間も延びることになります。慢性扁桃炎の手術はそれほど大掛かりなものではありませんが、扁桃腺を取り除いたことにより粘膜に傷をつけたり、その傷が原因となり再び炎症を起こしたりすることも考えられるので、医師も含めて慎重に検討をする必要性があります。慢性扁桃炎を防ぐためには、普段から手洗い・うがいを心がけて、外からの菌を体内に入れないことが一番です。また、体力や免疫力が落ちると扁桃腺に炎症を起こしやすくなるので、規則正しい生活習慣を心がけましょう。
posted by 扁桃腺 at 18:50| 日記